船橋市議会議員(市民ネットワーク・ふなばし代理人)のブログです。

# 三宅桂子の『言いすぎちゃったらごめんなさい』

# 基調講演

夏合宿inまつやま 基調講演

「現代日本の家族変化からみた政治的課題」

基調講演は3月まで松山大学人文学部社会学科教授であり臨床社会学者の春日キスヨさん。
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『臨床社会学者』というのが私のハートをぐっとつかんだ。

研究室の中で膨大な資料を読みこんで分析するだけではない
臨床現場あっての社会学!!
なんて素敵な学問でしょう!!

お聞きした日本社会の現状はとてもオリンピックで浮かれていられるような状況ではない事を物語っていた。
メダルがいくつだったかは勝負の世界。
誰だって勝負には勝った方が嬉しい。
だけど、望むと望まざるとに関わらず、時代も国も選べずに生まれて来た以上
勝負で生き残れるかどうかが決まるのは人間社会として悲しすぎる。

社会保障を家族に担わせていた時代に戻せばなんとかなると思っている政治家がいるらしいが、そう上手くいくとは思えない。
(そんなにうまくいくんだったらここまで複合的にこじれた問題を抱えた社会にしていなかったでしょうに)

現実に核家族化は加速し、老老介護、独居老人は増え続けている。
「介護は女性の担う役割」だと無意識にでも思っている男性の場合
万が一にも親が老いることで自分が働けなくなり収入が途絶えると想像したことはないだろう。

家族介護に大きく横たわる問題として介護者が追い込まれる貧困への道がある。
とくに独身で親と同居している子どもに親の介護問題が起きた時
正社員として会社に時間をつぎ込むことは難しくなり
介護のための時間を確保するためには不安定な非正規労働をせざるをえなくなる。

不安定雇用でも親の年金がある間は食べて行くには困らないが
親が亡くなり、介護が終了すると同時に経済的に困窮することになる。

家族という単位で支え合っていたはずが
一方の死で突然、保証のない社会に放り出され「自己責任」と拒絶されるのである。

これが、ある特定の家族の問題ではなく社会問題として考えなければならないほどに増えてきていると言うのが臨床社会学者である春日先生からの報告だった。

一部の経済的に心配のない人達が「よかれ」と思って色々決めてもダメなわけです。
分け合わない事には未来はない。

民主党が甘甘だったのは充分わかったし、野田首相がとんでもない決断を平気でする人だと言うのもわかった。
でも、自分もわかっているのかな?長い間この社会の基礎を作ってきた自民党は。
「自民党野田派」と揶揄される存在が国民にNO!!と言われている。

(ちなみに、私は野田はNO!だ。デモに参加したことはありますが、主導はしていませんし、主催者になったこともありません。今回の野田氏に対する抗議活動がこれまでと違うのは、本当に政治と関係のなかった市民が行動を起こしているところだと思っています。背後に誰がいるのか。。。どんな組織が旗を振っているのかと探ってもムダ。そんな時代は終わったのだと政治家は実感した方がいいです。終わったんです。)

# プロフィール

三宅桂子

Author:三宅桂子
*一男三女の母 。

*発達障がいの子(社会人)あり。

*別居ながら約5年間両親の介護を経験。

*千葉県認定 養育里親

*現在は夫と実子2人+養育里子との生活

*モットーは
「天賦の才能は人それぞれ」
「できることをやる」

※船橋市議会会派「市民共生の会」
※議会運営委員会委員
※健康福祉委員会委員
※広報委員会委員
※予算決算健康福祉分科会委員
※予算決算委員会理事会理事

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