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若者の就労

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2012/ 03/ 27
                 
市が平成23年度、緊急雇用対策の単年度事業として行った「船橋若者就活ゼミ」について聞きました。

「船橋若者就活ゼミ」は市内在住、在学の15歳~39歳の若者に対して求人開拓や就業サポートなど、各種サービスを実施して就職支援を行ったもので、民間企業へ委託し、7月から3月までの9ヶ月間で56社の企業を開拓。
合同面接会を3回行い、参加者129人のうち約30%が30代で、
就労実績は、まだ数名といったところ。

で、実は、私がこの事業で引っかかったのは、ポスターです。
就活ゼミ
一目瞭然で「就活」とわかるイメージ写真なんですね。
いよいよ大学生から社会人へ、未来に希望を持って面接に向かう男女!

でもね、ちょっとまって、就労支援の対象は15歳から39歳ですよ。
この写真では、15歳なんて想定していないのは明らかだし、どうも高校中退者も想定されていそうもない。

買い手市場だからと若者相手に人格を否定するような言葉を浴びせることも何とも思わない大人に傷つけられ
アルバイトなどの就労で失敗経験を重ね、ニート、ひきこもりと呼ばれる状態に陥っている若者が見たら、このポスターはハードルが高すぎるのではないでしょうか?。

この募集ポスターの時点で、自分と関係のある事業だと認識できなかった若者も少なくないのでは?と思ってしまいます。

そして、この事業で開拓された企業の情報は市に帰属する契約になっているのですが、
さてここで問題です。

市には就職斡旋の権限がありません。(あらま・・・)新年度は、企業さんに手紙を送って「ハローワークに登録してください」とお願いするくらいしかできることがありません。

ちなみに千葉県も船橋駅前フェイスビルの中に若者向けの就労支援施設「ジョブカフェちば」を開設していますが、就職斡旋できません。(まさか・・・)

ジョブカフェちばの一角には「ハローワーク船橋ヤングコーナー」とか「船橋新卒応援ハローワーク」とか言う大真面目にフザケタ名前の国の出先機関があって、ここでならやっと紹介状の発行などをやってもらえます。
市役所の近くにあるハローワークの出張所みたいなところです。

すでにお気づきだと思いますが、
職を求める若者を「サポートする」という名目で中途半端に税金使ってる事業が多すぎやしませんか?
情報を持つそれぞれが斡旋できれば良いのに。

ちなみに
ニートやひきこもりと呼ばれる状態になっている若者への支援は?と市に聞いた回答は「4月から新たにフェイスビル5階でNPO法人による「ひきこもり・ニート・発達障害の無料相談窓口の開設。「ニート、ひきこもりの検討会」を立ち上げ、市としてどんな支援ができるのか検討して行く予定。とのことです。

ちょっと聞くと市がなんかやると思っちゃうけど違いますよ、NPO法人ですよ。

しかも、また相談窓口かよ~~~

市民が相談窓口にたどり着くまでにどれくらい人生をロスしているか実感ある公務員はいるんだろうか?
障がい者も、介護も、なんでもかんでも相談相談。
私はもう『相談窓口アレルギー』を発症したのでこれ以上『相談窓口』と言う言葉は受け付けません。

しかし、
圧倒的マイナスイメージである「ニート・ひきこもり」の言葉に喜んで支援を受ける人がいるとはどうしても思えないが、検討会がどんな人たちで構成され、どんな内容を話し合っていくのかは注目して行かなければ。

次は『検討会アレルギー』を発症しないといいのですが。。。

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ハローワークで思い出した。

ずっと以前ですけどね、
市役所の玄関前で杖をついた障がい者の方にハローワークの場所を聞かれてわからなかった某課長さん&その部下さん。
転職したり、仕事探しをしたりの経験がないとは言え
市役所第2庁舎の前にあるハローワークの存在くらい知らないと呆れます。

「さすが、痛みを知らない公務員」と思われても仕方がない。